あなたがひざ痛に悩まされている3つの理由

やまぞえ整体院代表の山添嘉之です。

写真はイメージです

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ひざ痛の方って結構多くおられますよね

ググってみると調査結果が出てきました
日本人における膝痛・腰痛の有病率と危険因子~全国9地域1万2,019人のデータより

 

著者らは、東京(2地域)、和歌山(2地域)、広島、新潟、三重、秋田、群馬の各都県に位置する9地域を含むコホートで1万2,019人(男性3,959人、女性8,060人)の情報を統合し、評価した。(中略)ベースライン調査の主な結果は以下のとおり。

膝痛の有病率は32.7%(男性27.9%、女性35.1%)、腰痛の有病率は37.7%(男性34.2%、女性39.4%)であった。

なんと、膝痛の方が32.7%!!

日本人の3人に一人が膝痛持ちってことになりますね〜

その他にも、高齢・肥満・女性の方が率が上がるようです
だから膝痛で病院へ行くと「高齢だからしょうがない」とか「痩せなさい」って言われる
でも、若い人でも膝痛になるし、痩せてる人でもなりますから、それが原因って言うわけではなさそうです

そこで、ひざ痛になる本当の理由を3つ紹介します

あなたがひざ痛に悩まされる理由の一つ目は、踵(かかと)のゆがみ

踵(かかと)がゆがむと脚全体のバランスが崩れ、膝の関節もゆがみます
土台がゆがむのですから当然ですよね

普通に歩いていても膝には体重の2.6倍の負荷がかかると言われています
階段を降りる時はなんと3.5倍といいますから、50kgの人だと175kgの負荷が膝にかかることになります
膝が正常な状態なら耐えれるようにできているのですが、ゆがんだ膝ではとても耐えられなくて痛みが出るわけです

あなたがひざ痛に悩まされる理由の2つ目は、肘のねじれ

肘とは説明するまでもなく腕の関節です
腕の関節と脚の関節
全然関係ないように思いますが実は関係が深くて
腕の肘をねじると脚の膝にもねじれる力がかかるようになっています
つまり肘と膝は同時に動いているんですよ

だから、肘がねじれる状態が続くと膝にも悪影響を及ぼします


余談ですが、肘を外に広げる事が多いとO脚になりやすいのでご注意くださいね

 

あなたがひざ痛に悩まされる理由の3つ目は、アゴ(歯)のゆがみ

ひざ痛の原因がアゴ(歯)なんて誰も思わないですよね

実はこれが一番大きな原因だと私は思っています
特に高齢者のひざ痛はアゴのゆがみからきている場合がほとんどです

その理由は、歯が悪くなりアゴのバランスを崩しやすくなるのと、歯がなくなるとアゴが細くなるからです

解剖学の本に下顎の加齢変化の図が載っていました

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一番上が出生時、2番めが小児期、3番めが成年期で一番下が老年期です
老年期に歯がなくなると、歯槽部(歯茎)が吸収されて細くなります
こうなるとアゴ自体が弱くなり、膝も不安定になります

食事はしっかり噛んで食べてアゴを鍛えるのと、出来るだけ歯は抜かない方が身体のために良いですよ

 

本日はこれにてm(__)m

 

下顎の加齢変化が載ってた解剖学の本は「プロメテウス解剖学アトラス 口腔・頭頸部」です

細部にわたって書いてあるので勉強になりますよ

 

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