左の顎関節がグキッってなってから右腕にしびれが出てきた女性クライアント様。
やまぞえ整体院代表の山添嘉之です。
先日来られた女性クライアント様。
主訴は、4日前に左の顎関節がグキッってなってから右腕にしびれが出てきた!です。
左顎関節と右腕
一見全く関係の無いように思えるこの2箇所ですが、実は身体にとっては同じ仲間なんです。
身体には、全然別の場所が同じ仲間になっているところが多数あります。
例えば、この顎関節は、肩関節・股関節・踵・腰との関連が深くあり、これらのどこを痛めても仲間に影響します。
だから、腰痛の原因が顎関節だったり、顎関節症の原因が肩関節にあったりします
いつも書いているように痛いところに原因は無いと言うのはこういう理由があるからです!
さて、クライアント様です
顎関節と肩(腕)が関係有ることがわかったけど、なぜ左アゴがグキッってなったのに右腕に影響が出たのか?という疑問が残りますよね
これは、多くの方が勘違いされている点でも有るのですが、アゴがグキッってなる(またはコキコキ鳴る)のは、音がする方のアゴが悪いのではなくて、音の鳴らない方のアゴに元々の問題があります。
どういう事かといいますと、音の鳴らない方のアゴが硬くて動きが悪いので反対側のアゴが大きく動かないと口が開かなくなり、それが長期に渡って続くことでアゴが緩くなりグキッって鳴るわけです。
つまり、このクライアント様の場合、グキってなった左アゴの反対側である右のアゴの動きが悪くなってて、それが仲間である右肩を悪くして右腕のしびれになったのが真相ですね。
まぁ、もっと大元を言うと、右腕のねじれがアゴをゆがめ、それが逆輸入されて右腕のしびれになったんです。
施術は、アゴと腕のねじれを合わせて調整
腕のしびれとアゴのグキッも改善してめでたしめでたし
身体って不思議がいっぱいですね