何もないところで、けつまずくのはなぜ??

やまぞえ整体院の山添です。

畳の縁でけつまずく

高齢になると、「畳の縁でけつまずく」とよく聞きます。

まだ、高齢ではありませんが、私は道を歩いてて、段差も何もないところでよくけつまずいていました^^;

当院の施術を受けに来られるお客様からも同様の症状?を聞くことが多いです。

畳の縁でけつまずくのは足が上がっていないからだと言いますが、本当にそうでしょうか?

整体的に解説します。

なぜけつまずくのか?

そもそも、なぜけつまずくのか?ですが、けつまずく状況を考えてみると良いです。

けつまずくとは、辞書で調べると、つまずくの強調語とあります。

で、つまずくを調べると「歩く時、足が物にあたってよろける」とあり、「躓く」の漢字で表されます。

他にも「爪突くの意」と書いてあります。

なるほど!

けつまずくとは、「爪突く」、つまり足の爪が何かを突いてよろけることなんですね!

ということは、畳の縁でけつまずいた時は、爪が畳の縁に当たってバランスを崩す状態ってことになります。

けつまずきやすい人は、足が上がっていないというよりも、つま先が上がっていないと言えます。

歩く時につま先が上がらないのはなぜ?

では、なぜ歩く時に、つま先が上がらないのかを整体的にいうと、

体重のかかり方が前寄りになっているからなんです。

つまり前重心ですね

なぜ前重心になるのかというと、骨盤が前傾しているからです!

骨盤が前傾すると、アキレス腱が縮んで硬くなり、かかとが上方に引っ張られ、逆につま先が足裏側に引っ張られるので足が「底足」という状態になります。

こんな感じです↓

 

足が底足状態になると、つま先が上げにくくなるので、歩く時もつま先が先に地面に着くようになります。

歩く時に、つま先から先に地面や床に着くので、つま先が地面や床に引っかかって、何もないところでけつまずくわけです。

まとめ

畳の縁でけつまづくのは、骨盤が前傾になって前重心になりつま先が上がらなくなるからです。

前重心の原因である、骨盤の前傾は、高齢者ばかりでなく、一日中座って仕事をしているとか、立ってても前かがみの姿勢になってることが多いなどでなるので若い人でも注意が必要です。

何もないところでけつまづかないようにするには、

歩く時に、足のかかとから先に着くように意識するだけで、けつまづきにくくなりますよ(^^)

また、かかとから着いて歩くと姿勢も良くなり、全体的に若々しく見えるようになるのでおすすめです!

歩く時には、かかとから着いて、颯爽と歩き、いつまでも若々しくいましょう(^^)

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