顎関節症は親指から

やまぞえ整体院の院長の山添嘉之です

下顎骨と親指の関係

顎関節症とは、口を開けたり閉じたりするとあごの付け根である顎関節が痛くなったり、口が開かなくなったり、口の開け閉めの時に音がするなどの症状のことを言います

原因は、顎の骨である下顎骨(かがくこつ)のゆがみとされていますが、実際はそんなに単純な話ではなくて、頭蓋骨・頚椎・腕・骨盤・脚など身体のゆがみがいろいろ絡み合って起きています。

だから、マウスピース等で顎だけを整える治療をしてもなかなか治らない事が多いですね。

 

下顎骨のゆがみは。全身と関係しているのですが、その中でも注目すべきが、手の親指と下顎骨の関係です。

いつものように、下顎骨と親指の関係を絵で書きましたので御覧ください↓

親指の関節

親指には、IP関節・MP関節・CM関節の3つの関節があります。

  • IP関節がアゴ先
  • MP関節が下顎角(あごのエラ)
  • CM関節が顎関節

これらの関節が屈曲(曲がる)と下顎骨の該当部分が後方に変位し、伸展(そらす)と前方に変位します。

基本的に顎関節が後方変位すると、口は開けにくくなり、前方変位すると開けやすくなりますが、前方に行き過ぎると音がしますし外れやすくなります。

また、左右差が大きくなっても同じような症状が出ます。

施術方法

施術は、顎関節の動きが悪い(開きにくい)方のCM関節を伸展させて口の開け閉めをしていただくと良いです。

左右差が大きい時は、反対側のCM関節を屈曲させて見るのもいいです。

施術後、口がスムーズに開け閉めできれば成功です。

軽い症状なら、親指の調整だけでも改善しますが、重症になると、頭蓋骨矯正・顎全体の調整・骨盤矯正・腕の調整・脚の調整・筋肉調整など全身の調整が必要になります。

 

顎関節症は、親指の屈曲が原因になっているかも知れませんよ

 

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