肘を曲げて腕を上げると肩が痛くて腕が上がらない!その原因はこれ!
最近、「肘を曲げて腕を上げると、肩が痛くて腕が上げれない」という症状の方が多く来られます。
同じような症状の方が続くのは、整体あるあるですね。
今回は、「肘を曲げると腕が上がらない」について解説します。
肘を曲げて腕を上げる
まず、そもそも肘を曲げて腕を上げるってどんな時かな?
そんな状況はあまりしないでしょって思いますが、それが生活の中で結構やってるんですよ。
代表的なのが、服を着る時です。
袖を腕に通す時には、肘を曲げて腕をあげますよね。
その時に痛みが出て、かなり痛いそうです。
五十肩かな?と思いますが
不思議なことに、それ以外の動きは痛くないんです。
肘を曲げなければ、腕は痛みもなく上がるんです。
だから五十肩とはちょっと違います。
原因は?
肘を曲げなければ腕は上がるけど、肘を曲げると腕が上がらなくなるのはなぜか???
大きなポイントは2つあります。
まず一つ目が肩甲骨です。
痛みのある側の肩甲骨が、背中の内側(背骨側)に寄りすぎています。
しかも、筋肉が固まって動く範囲が狭くなっています。
2つ目が肩関節です。
痛みの出る側の肩関節が内側(内旋)に入りすぎて、関節が固まり動きが悪くなっています。
つまり、肩甲骨と肩関節が逆方向に引っ張り合っているわけです。
腕(肩)の動きは、肩関節と肩甲骨の動きがミックスされることで大きな可動域を生んでいます。
どちらかの一方の動きが悪くなるだけでも、十分な動きができないのに、肩関節と肩甲骨の両方の動きが制限されてる状態では痛みも出るわけですね。
施術
原因は、肩関節と肩甲骨にあるので、両方のバランスを整えて周辺の筋肉をほぐします。
その際、骨盤や首・あごも関係しているので調整が必要です。
一回の施術で改善することもありますが、かなり強く固まっている方は回数が必要になります。
そうなる前に、予防として普段から肩甲骨を大きく動かしておくのが良いですよ(^^)