疲れが溜まると、めまい・ふらつきで気分のすぐれない40代女性クライアント様。その原因は・・・

やまぞえ整体院代表 山添嘉之です

疲れが溜まると、めまい・ふらつき・耳鳴りで気分が悪くなる女性クライアント様。

所謂、「メニエル病」又は「メニエール氏病」と呼ばれる症状でです

実を言うと、10年近く前に私もメニエルになった事がありますが、本当に突然気分が悪くなり、目の前がグルグル回り、真っ直ぐ立っていてもゆらゆらして船に乗っているような感じになります。当然、気分も悪く吐き気も・・・

こうなると、もう立っている事も辛いので横になるしかありません。

メニエルは、なぜ起きるのでしょう?

ウキペディアを見ると

 内リンパ水腫によって前庭蝸牛の感覚細胞が障害され、突発的で激しい回転性のめまいと同時に、耳鳴りや難聴などの蝸牛障害症状の発作が繰り返す。[2]内リンパ水腫は内リンパ液の産生と内リンパ嚢における内リンパ液の吸収の不均衡により生じると考えられている。 

何やら難しく書いてありますね〜

要するに、前庭と蝸牛の感覚細胞障害ってことか・・・って前庭と蝸牛って???分かりませんよね〜

まずは、耳の解剖図をご覧いただきましょう耳の解剖図

耳の構造としては大きく4つの部分に分かれていて、普通に耳と呼ぶ外の部分を「耳介」、耳の穴の入り口から鼓膜までを「外耳」、鼓膜の内側を「中耳」、そして一番奥を「内耳」と言います

前庭と蝸牛は、内耳部分にあります。

前庭とは図の青色で表してある下の団子状の部位で、この中には体の傾きを感知する平衡班と呼ばれるセンサーがあり、平衡感覚を司る役割を担っています。

蝸牛とは、図の渦巻き状の部分で聴覚を司っています。

どちらも中は、内リンパ液で満たされており、メニエルは何らかの原因でこのうちリンパ液が過剰になり平衡感覚に障害が出る病気という事です

ちなみに、平衡感覚障害でよく聞かれるのが「三半規管」ですが、これは図で言うと青い部分の上部でカタツムリの角の用な所。ここには身体の回転運動を感知するクプラと呼ばれるセンサーがあり、前庭にある平衡班の障害の影響を受けてめまいを起こす事になります。

 

と、ここまで長々と小難しく書いてきましたが、簡単に言うとメニエルは耳の奥の障害って事ですね。

問題は、なぜ障害が起きるのか?です。

先に結論を言ってしまうと、それは頭蓋骨のゆがみが原因だと考えられます。頭蓋骨右側面

前庭と蝸牛は、頭蓋骨の「側頭骨」にある空洞のなかにあります。なので、この「側頭骨」にゆがみが出ると骨の中にある「内耳」にトラブルが発生するわけです。

では、なぜ側頭骨が歪むのか?

その事が分かっていないと調整もできません。つまり一番の根本原因ですね。

癒道整体では、直接的に側頭骨を調整する事も可能ですが、間接的に調整する方が身体への負担が少ないのと、根本原因が分かっていることで日常生活においてのアドバイスがでますからね

で、その根本的な原因とは?

それは、手首のねじれの左右差が大きかったこと!

どんな風に手首がねじれていたのか!を書こうと思ったのですが、長くなりそうなのでまたの機会に置いておきます。

 

さて、めまい・ふらつき・耳鳴りの女性クライアント様ですが、手首の調整をして頭蓋骨を整えると「すごく頭がすっきりしました!」との事でした。

よかったよかった

普段から酷使している手首を労ってくださいね

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