アキレス腱が硬くて切れやすいのは、アキレス腱が悪いわけではないのでストレッチしても緩みませんよ!って事をお伝えします。
やまぞえ整体院代表の山添嘉之です
先日来られた新規の40代女性クライアント様
一番の主訴は右肩痛で、以前無理して肩を回してから痛みが出てきたとの事です。その他にも首こり・両肩こり・右股関節痛・昔メニエルになった・目が疲れやすい・・・と、いろいろな症状があります。
早速、うつ伏せになっていただき、検査をすると左右のアキレス腱が異常に太くて硬い!少しつまむだけで痛い。
クライアント様曰く、「アキレス腱は少し切れてるかも知れません」
私「えっ!!?」
それは聞いてなかったので詳しくお話を伺うと「以前、冷房のよく効いた職場で立ち仕事をしていたので、アキレス腱が硬くなって切れやすいんです」との答え
私「あ〜そうなんですか〜それじゃしょうがないですね〜」
私「よく暖めてからストレッチしてくださいね・・・」
なんて言う訳がありません。
それで終わったら整体師やってる意味がありませんからね〜(でも、そんな整体屋さんが多いのが現実ですが・・・)
実は、アキレス腱ってストレッチだけでは緩まないんですよ!
準備運動としてのアキレス腱伸ばしは、怪我予防のために大切ですが、普段から異常に硬いアキレス腱はいくらストレッチしても伸びません!
それは、アキレス腱を硬くしている理由が他にあるからです!
では、それはどこなの?って事ですが、結論を言うと、それは首(頸椎)です
頸椎とアキレス腱は密接な関係があり、頸椎が歪むとアキレス腱も真っ直ぐではなくなり硬くなります。
このクライアント様の場合、後頭骨の中心軸が大きく右に傾いていて、その流れで頸椎も歪みが出ています。まぁ、これだけ歪みが強いと、アキレス腱だけでなく、身体のあちこちに不具合が出てもしょうがないですね〜
アキレス腱を緩めようと思ったら、歪んだ後頭骨と頸椎を調整すれば良いわけです
だからといって、バキボキっとする頸椎アジャストは危険すぎますのでお勧めしません
では、どうするの?
後頭部と頸椎が真っ直ぐになる位置を見つけて3分程固定すれば良いです
実際にうつ伏せのまま、後頭骨の中心を本来あるべき位置に戻し頸椎とのラインを真っ直ぐにして置いておくとアキレス腱が緩んできました。
これにはクライアント様もビックリ!
「すごい!さっきとアキレス腱の感覚が全然違う!!」と感激のご様子
少し調整を加えてから起きて座っていただき肩・首の動を動かしていただくと「軽い!!』と、さらに感激!
次に仰向けで顔面骨・顎関節調整をして施術は終了
もう一度起きて座っていただき身体の状態を伺うと
「肩がよく動く・目がクリア・頭がすっきり・頭と顔を触った感じが変わった・噛み合わせが良くなった感じ・・・」と喜んでいただけました
さらに「もっと早くくれば良かった〜」と言っていただけました
バキボキしなくても頸椎は整いますよ
身体って不思議がいっぱいですね