足首内反捻挫の調整方法をコッソリ教えます

やまぞえ整体院代表 山添嘉之です

足首内反捻挫とは、足首を内側へ捻る捻挫の事で、一般的な足首の捻挫です(ちなみに足首を外側に捻るのが外反捻挫と言います)

捻挫について簡単に言うと、関節にその可動域を超えた動きがかかったために起きる損傷(関節包・靱帯等)の事で、痛み・腫れ・熱等の症状がでます。

一般的な対処方法は、「RICE」と言う処置が取られます。

「RICE」とは、Rest・Ice・Compression・Elevationの頭文字を取った略で、怪我やスポーツ障害を起こしたときの応急処置として活用されています。

Rest(安静)は、作業や運動を中止し安静にする事

Ice(冷却)は、患部を冷却(アイシング)して炎症を抑えます

Compression(圧迫)は、患部に適度な圧迫をかけて腫れや炎症を抑えます

Elevation(挙上)は、患部を心臓より高い位置に置くことで腫れや炎症を抑えます

 

分かりやすく言うと「冷やして安静にしておいてね♡」である。つまり動かすな!ってこと(RICEってカッコイイ名前だけど・・・)

先日来られた60代女性クライアント様。しゃがんで園芸作業をしていて、立つ時にバランスを崩し右足を内反捻挫!すぐに予約の電話をいただいたのですがその日は予約がいっぱいだったので翌日来ていただくことに。

来院されたときは、辛うじて短い距離なら歩ける程度。右足はパンパンに腫れ靴は履けません。すぐにベッドに仰向けになっていただき足骨を検査するとかなりズレています。足骨変位

足骨の状態を書いてみました。⇒

足には、28個(片足)の骨がありますが、それらがかなりバラバラ状態です。

詳しく書きますと、踵骨(内屈)・距骨(外旋)・舟状骨(外旋上方)・立方骨(凸)・楔状骨(外旋凸)・第1中足骨(内旋)・第3~5中足骨(外旋)趾(外反)

と、まぁこんな具合

ここまで来ると、冷やしたり安静にしてて治ってくるとは考えにくいですね~

さて、こんな状態の足骨をどう施術していくのか?

いきなり、直接調整するの?

それはNG!    絶対にダメ!!

捻挫足を直接整えるくらいなら、何もしないほうが早く快復します。

癒道整体では、患部に触るのは検査のみで、施術は遠隔操作で行ないます。

足骨の場合は・・・・ いろいろあるのですが、今回は前頭骨(おでこ)と前腕を使います。

前頭骨を検査すると、捻挫したのと同じ側の右半分が前に出てねじれが入っています。前腕は手首側と肘側で逆ねじれ。

施術は、まず前腕の捻れを調整して大まかな歪みを調整し、細かい変位は前頭骨で整えます。(具体的には文章で表現しにくいので割愛します)

調整が進むにつれて右足の腫れが引いていき、腫れが半分くらいになったところで患部に直接触ったのですが痛くないようです。

立っていただくと、「痛みは少しあるけど歩きやすい!」

20分程度の施術で歩きやすくなるまで快復しました。痛みが残るのは、筋肉や靱帯の損傷が原因なので快復までに数日かかります。念のため3日後の予約を入れてもらいこの日の施術は終了

3日後に来られた時には腫れも引き靴が履けるようになったと喜んでおられました(^^)v

捻挫は、後々まで残り、身体のバランスを崩す原因にもなりますから早めに調整しておく方が良いですよ

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