木の芽立ちの頃は身体の調子が悪くなと昔から言いますね。気圧配置の点から調べてみた。

やまぞえ整体院代表の山添嘉之です。

「木の芽立ち」という言葉をご存知でしょうか?

寒い冬が過ぎ、新緑が芽吹く3月〜4月
そう、正に今の時期の事を指します。

新緑が芽吹き、新たな生命が生まれる明るい未来を思わせるような言葉ですが
実際の使い方は、身体の具合が悪い時期として使われることが多い 。

気候が不安定になり、身体も心も不安定になり体調を崩す方が多いので、
整体院としては、ご予約が増える季節です。

この時期、冬の寒さと春の暖かさが入り乱れ、
寒い日と温かい日を繰り返しながら暖かくなっていくことから「三寒四温」と呼ばれていますが
気温の変化より、身体に悪い影響をあたえているのが「気圧」です。

冬の気圧配置イメージ冬の気圧配置

冬はシベリア高気圧が本州を覆い、北太平洋に居座る低気圧とぶつかるので西高東低

寒さは強いが、気圧配置は安定していて、高気圧に覆われているので意外と身体の調子が良いのです。

春の気圧配置イメージ春の気圧配置

2月の終わりから3月の初めころ、シベリア高気圧が徐々に弱まり、その隙に日本海に低気圧が入り込み気温が上がり春一番を吹かせる春先

この頃から、弱ったシベリア高気圧からちぎれた高気圧と揚子江気団が日本を通過するようになります。
これを移動性高気圧と呼ぶのですが、その間に低気圧が入り込むので、高気圧と低気圧が交互に日本を通過します。

この高気圧と低気圧が交互に来るのが身体にとってすごくストレスになるんです!

気圧とは、大気の圧力のことで1気圧(1013.25hpa)

この気圧が低くなることを低気圧と呼ぶのだが、
低気圧になると水分は膨張します。

人間の体は、成人で約60%が水分で構成されているので、
低気圧になると身体は膨張することになる

身体の中で、最も水分量の多いのが血液
ではなくて、脳なのです。

血液中の水分量は約80%で脳の水分量は85%もあります。

しかも脳は水に浮いた状態で頭のなかにありますから、
低気圧になると脳も頭の中も膨張して頭痛を起こすことになるわけですね。

また、低気圧になると副交感神経が優位に働きリンパ球が増えます。
リンパ球が増えると、血管拡張・血流増加・発痛物質であるプロスタグランジンも増えるので、頭痛・肩こり・首痛・各関節痛などを強く感じるようになるし、気管支の血流が悪くなることにより喘息の症状も出やすいようです。

元々、身体の状態が良いときは、自律神経が気圧の変化に対応してくれるのですが
頭がい骨のゆがみなので、身体の状態が悪いと、気圧の変化にうまく対応できないわけです。

いろいろ調べながら書いたので、まとまりがなくなってきましたが
簡単にまとめると

木の芽立ちの時期は、低気圧と高気圧が交互に日本を通って行くので
身体が膨張したり締まったりと不安定になり、心も身体も不安定になると言うことです。

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木の芽立ちの頃は身体の調子が悪くなと昔から言いますね。気圧配置の点から調べてみた。” に対して2件のコメントがあります。

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