突発性難聴の施術ポイントを解説します。

やまぞえ整体院の山添です。

突発性難聴

突発性難聴とは、

突発性難聴(とっぱつせいなんちょう、英名:Sudden Deafness(SD)もしくはSudden Sensorineural Hearing Loss(SSHL))とは突発的におきる原因不明の急性感音難聴である。突発的な発症が特徴であり、「いつからかははっきりしないが、徐々に聞こえなくなった」ような難聴は突発性難聴ではない。原因は不明で、有力な説としてウイルス感染説、循環障害説などがいわれ、発症して約1カ月で聴力は固定してしまうため、早期発見、早期治療が非常に重要である。2001年の厚生労働省の調査では、全国に年間3万5000人(人ロ100万人に対して275人)の患者がいると推定される[1][2]。Wikipediaより

簡単に言うと、ある日突然に耳が聞こえなくなる症状で、片耳だけの場合が多く、全く聞こえなくなるか、耳に閉塞感が出ます。

原因は、耳の有毛細胞が傷つくからだとか。

病院での治療は、副腎皮質ステロイド薬の投薬になるそうです。

整体のポイント

突発性難聴に限らず、耳の症状で重要なポイントは、頭蓋骨の側頭骨です。

側頭骨は、頭蓋骨の耳の部分の骨で、耳の中耳と内耳はこの骨の中にあります。

だから、側頭骨のゆがみは、直接耳の症状に関係するので、ここのゆがみがわからないと調整はできません。

側頭骨のゆがみ方

側頭骨の前傾後傾

側頭骨の左右回旋

側頭骨の内旋外旋

他にも、側頭骨の上下変位・前後変位

とまぁ、一つの骨の中にこれらのゆがみが絡み合っているわけです。

更に、難聴などの症状が出るくらいだと、側頭骨の細かい部分部分でゆがみ方が違うので、調整には細かいゆがみを見極める指先が必要になります。

適当に触ってわかれば良いのですが、こればかりはそんなに単純な話では済まないんですよね〜

で、側頭骨の細かいゆがみを調整すれば、突発性難聴が改善するかというと、そうは行かないんです。

顎関節のゆがみ

耳の症状で、側頭骨のゆがみと同じくらい重要なのが、顎関節のゆがみです。

顎関節がどうゆがんでいるかというと、上方に詰まって、外旋してさらに左右回旋が絡んでいます。

こちらも、複雑なゆがみなんですよね〜

側頭骨の複雑なゆがみと、顎関節の複雑なゆがみを整えると、良いのかというとそうでもない

側頭骨と顎関節を整えるのと同時に、頭蓋骨全体・頚椎(首の骨)・骨盤など、体全体のバランスを整えないといけません

肩こりや腰痛などは、大まかな調整でも改善しますが、突発性難聴などの症状は、細かいゆがみを知っていないと、改善は難しいと思います。

症例

先日、奥様が1週間まえに突発性難聴になったので施術してほしいと、整体をしている知り合いの先生から連絡がありました。

突発性難聴は、1回の施術では改善が難しいので、自宅でも奥様の施術ができるように、その先生に施術ポイントを教えながら整体施術をしてもらいました。

その施術の時点でも、聴力が少し回復してきたと言われていました。

その後、自宅で施術を続けて、奥様の突発性難聴は順調に回復していると、後日連絡がありました(^^)

突発性難聴も早いうちなら、早く改善します。時間が立つほど回復には回数がかかるので、早めに施術をすることをおすすめします。

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