耳がこもったように聞こえる原因は?顎関節・巻き肩との関係をあたまと骨盤の整体師が解説 京都やまぞえ整体院

耳がこもったように聞こえるのはなぜ?

「最近、耳の調子が悪くて、こもったように聞こえるんです」

やまぞえ整体院でも、このような相談を受けることがあります。

耳鼻科で検査を受けても特に異常はないと言われた。
それでも耳のつまり感や聞こえにくさがなかなか取れず、気持ち悪い状態が続いている。

耳の中に水が入っているように感じたり、薄い膜が張ったように聞こえたりすることもあります。

このような症状は「耳閉感」または「耳閉塞感」と呼ばれます。

聞こえの問題を抱えている人は少なくありません

WHOによると、世界では現在15億人以上が何らかの難聴を抱えており、2050年には約25億人に増えると予測されています。WHO「Deafness and hearing loss」

ただし「耳がこもる」という症状のすべてが、聴力の低下によるものとは限りません。

耳あかや中耳炎、耳管機能の問題、メニエール病、突発性難聴、顎関節の不調など、さまざまな原因が考えられます。

まずは耳鼻咽喉科で検査を受けてください

耳がこもる、聞こえにくいと感じたときは、身体のゆがみだと自己判断せず、最初に耳鼻咽喉科で検査を受けることが大切です。

特に次のような症状がある場合は、できるだけ早く受診してください。

  • 片方の耳が突然聞こえにくくなった
  • 急に耳が詰まった感じがした
  • 耳鳴りやめまいを伴っている
  • 聞こえ方が短期間で変化した
  • 耳の痛みや耳だれがある
  • ろれつが回らない、顔の感覚がおかしいなどの症状がある

突発性難聴では、難聴だけでなく、耳がふさがった感じ、耳鳴り、めまいが現れることがあります。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会も、片耳の難聴や急な難聴、耳鳴り・めまいを伴う場合は早めの受診を勧めています。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「耳の病気」「耳の症状」

耳の病気が確認された場合は、耳鼻咽喉科で適切な治療を受けることが最優先です。

耳鼻科で異常がない場合に考えたいこと

耳鼻咽喉科の検査で明らかな異常が見つからないものの、耳のこもり感が続く場合は、顎関節やその周辺の筋肉の緊張が関係している可能性もあります。

顎関節は耳のすぐ前にあります。

顎関節症では、顎の痛みや口の開けにくさだけでなく、耳のつまり感、耳鳴り、耳の痛みなどを伴うことがあります。

研究でも、顎関節症のある人に耳閉感がみられることが報告されています。ただし、その仕組みは完全には解明されておらず、顎関節が耳の中を直接圧迫するとは一概にいえません。J-STAGE「顎関節症に伴う耳閉塞感の成因について」

顎関節の緊張には巻き肩が関係していることも

やまぞえ整体院では、耳鼻咽喉科で大きな異常が確認されなかった方に対して、耳の周辺だけを見るのではなく、次の部分も確認します。

  • 手や腕のねじれ
  • 巻き肩の強さ
  • 首まわりの緊張
  • 顎関節の動き
  • 頭部や全身のバランス

私たちは、日常生活の中で腕を使わない日はほとんどありません。

パソコン作業、スマートフォン、家事、勉強など、手を身体の前に出し、腕を内側へ向けた姿勢を長時間続けています。

この状態が続くと肩が前方へ入り、巻き肩の姿勢で固まりやすくなります。

巻き肩になると、肩から首につながる筋肉の緊張が強くなり、頭の位置や顎関節周辺にも負担がかかります。その結果、顎関節周辺のこわばりと耳の違和感が同時に現れているケースがあると、当院では考えています。

耳だけを触るのではなく全身を確認します

やまぞえ整体院では、耳そのものを治療するのではありません。

最初に腕のねじれと巻き肩を確認し、肩から首にかかっている緊張をやさしく緩めます。

そのうえで、頭部の左右差や顎関節の動きを確認し、全身のバランスを整えていきます。

施術の流れは次のとおりです。

  1. 腕のねじれを整える
  2. 巻き肩を整える
  3. 首まわりの緊張を緩める
  4. 頭部のバランスを整える
  5. 顎関節周辺を緩める

耳の違和感があるからといって、耳の周辺だけを調整しても、その人の負担の原因に届かないことがあります。

症例|耳がこもって聞こえにくかった50代女性

50代の女性が来院されました。

一番のお悩みは、何十年も前から続いている肩こりです。お仕事は事務系で、毎日パソコンを使っておられました。

最近になって、

「耳がこもったようになって、聞こえにくい感じがする」

という症状も出てきたそうです。

身体を確認すると、両肩は前方へ入り、巻き肩の状態でカチカチに固まっていました。首まわりの緊張も強く、頭部の左右差と顎関節周辺のこわばりもみられました。

1回目は、腕のねじれと巻き肩を整え、首・頭部・顎関節周辺をやさしく緩めました。

施術後には、

「肩がすごく楽になりました」

と喜んでいただけました。

2回目に来院されたとき、耳のこもり感はまだ少し残っていました。そこで今回も、耳だけを見るのではなく、腕・肩・首・頭部・顎関節を順番に整えました。

施術が終わると、その女性は目を輝かせて、

「耳がよく聞こえる!」

と喜んでくださいました。

これは当院での一症例であり、すべての方に同じ変化が起こるわけではありません。しかし、耳鼻咽喉科で大きな異常が確認されない場合、顎関節や首・肩の状態を確認することも一つの選択肢になります。

耳のこもり感を放置しないでください

耳がこもる原因には、耳の病気だけでなく、顎関節や首・肩の緊張など複数の要因が考えられます。

大切なのは、最初から「肩こりだから大丈夫」と決めつけないことです。

まずは耳鼻咽喉科で必要な検査を受けてください。そのうえで明らかな異常が見つからず、巻き肩や首こり、顎関節のこわばりも気になる場合は、身体全体のバランスにも目を向けてみてください。

京都・東京・福岡・与謝野町で施術しています

やまぞえ整体院は、京都烏丸三条店を拠点に、東京渋谷・福岡平尾・与謝野町でも「あたまと骨盤の整体」を行っています。

強く揉んだり、バキバキしたりせず、腕・肩・首・頭部・顎関節、そして骨盤までやさしいタッチで確認します。

「耳鼻科では異常がないと言われたけれど、耳のこもり感が気になる」
「肩こりや巻き肩、顎のこわばりもある」

そのようなお悩みがありましたら、お近くの施術場所でご相談ください。

※整体は医療機関での診断・治療に代わるものではありません。急な聞こえの変化、片耳の難聴、耳鳴り、めまいなどがある場合は、整体より先に耳鼻咽喉科を受診してください。

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